ざわわ

2003年、テレビで明石家さんまさん主演の「さとうきび畑の唄」というドラマが放送された。もう17年も前のことだ。タイトルにあるように主題歌は森山良子さんの「さとうきび畑」だった。ボクは当時、森山良子さんのファンではなかったのでこのドラマで初めてこの歌を知った。以来ボクは「ざわわの唄」と呼んでいる。

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レインX

10代の終わりころに車の免許を取った。当時は運転することが楽しくて1年間で10万キロも走った。関東地方周辺の狭い地域だけで地球2周半の距離を走った。当時流行っていた暴走族のように車を改造したりすることはしなかった。しなかったがその金を全部ガソリンとタイヤに費やして狂ったように走っていた。学校もあったので走りにいくのは土曜の夜からの24時間だ。まだ週休二日制はなかった。

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上京と帰省

ボクは生まれた瞬間は東京にいたがそれ以後は東京に住んだことがない。それからは神奈川県内を何ヶ所か転々と移り住んだが、大人になってからも実家と同じ神奈川県内から通勤していたのでわざわざ盆だ正月だと「田舎に帰る」こともない。だから進学や就職だからといって「上京」したこともないしましてや「帰省」なんてことを経験したこともない。

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室内干し臭

先日、NHKの「朝イチ」を見ていたら梅雨入りした関東地方に合わせて「洗濯物の梅雨時の室内干し」について特集していた。僕の住んでいるマンションでは常に「24時間換気」の設定にしているせいかあまり感じたことはないのだが、テレビCMなどでは「干した洗濯物臭が気になる」という話がよく聞かれる。

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財閥ビール

企業が主催する懇親会や宴会には縁がないという方もいらっしゃるかもしれないが、ホテルなどで企業が開催する招待会や表彰式の後の会食では料理とお酒が提供される。もちろん料理はホテルの厨房で調理されたものが出されるがビールなどのお酒は酒屋さんから仕入れたものがそのまま出される。

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てにをは

「テニヲハ」を最初に習ったのはいつの頃だっただろうか。小学生になってからだろうか、もっと以前だっただろうか。もはや記憶にないくらい昔のことだから物心つく前かもしれない。習ったかどうかの記憶さえない。おそらく誰でも覚えていないくらい昔のことだったに違いない。それでもいつの間にか自然に身についてなんとなく日本語らしきものが話せるようになった。

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俺の話を聞け!

NHKで毎週日曜日の午前中に「日曜討論」番組をやっている。NHKに解説委員が司会をして、各方面の政治家や大学の先生、研究者などの専門家をスタジオに呼んでその時のテーマに沿って意見を交わし合うという番組だ。番組自体は凡庸で際立った議論が交わされるわけでもなく建設的な意見が出るわけでもない。いたってつまらない番組だ。

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自分で判断するな

思い出してみてほしい。学校を出て最初に就職した時には社員研修で真っ先に「ホウレンソウ」を教わった。そう、報告(ホウ)・連絡(レン)・相談(ソウ)だ。何かがあったら必ず上司や先輩に報告して指示を受けろと言われた。自分勝手な判断をするなと言われた。そしてその後は何十年もそれを金科玉条のようにサラリーマン生活を送ってきた。

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副作用

自分が得をするのは嬉しい。さらに自分だけが得をするのなら嬉しさもひとしおだ。他の誰もいい思いをできないのに自分だけがいい思いをするのなら余計に優越感を感じる、なんてことはないだろうか。自分が他の人より人一倍努力して勝ち取ったものなら当然のことだと思っても、何も努力をしないで棚ボタ的に手に入れたものなら”得した感”も倍増する。

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