聖地巡礼

先日、脚本家の橋田壽賀子さんが亡くなった。橋田さんといえば「渡る世間は…」などのドラマで有名な方だったが、その他にも数々の脚本を書かれた巨匠であり、日本人なら知らない人はいないと言っても過言ではないだろう。そんな橋田さんの作品の中でボクが一番印象的なのはかつて朝ドラで放送されていた「おしん」だ。

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私の彼は左利き

子どもの頃、そんな歌が流行った。最初から最後まで、

♪私の彼は〜左利き〜♪

と歌っていたような気がする。そういえばあの頃は左利きの人をあまり見なかった。小さな子供が物心ついた頃に左手ばかり使っていると、心配した親が強制的に右手を使うように躾けていた。あの頃、左利きは絶対悪とされていた。

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人身御供(ひとみごくう)

2回目の緊急事態宣言では飲食店が標的になった。その前の去年秋はGo Toトラベルだった。今度は誰を人身御供にするのだろう。昼オケかランチ会食か高齢者施設か、どこにしてもそこだけが決定的な感染源でないことだけは間違いない。そんなことがわかっていれば今頃はずっと下火になっているはずだ。

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オリジナルとカバー

最近、仕事中には有名な曲をカバーしたアルバムや合唱のレコードを(レコードじゃないけど)聞いている。最近はもはやレコード屋(これも死語だが)に行くこともなくAmazon MusicやApple Musicといったところから簡単にストリーミングできるのでCDを買うことも少なくなった。そういえば書籍もKindleばかりになってので本棚にも余裕だ出てきた。

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お釈迦様の掌で楽しめる人

スマホゲームでもボードゲームでもそれは必ず誰かが作ったものだ。スタートがありゴールがあり、ルールを作り、様々なアクシデントを仕組んで楽しく遊べるように考えられている。だからゲームをやっている時の楽しさはそのゲームを作った誰かから与えられたものだ。

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オリンピックマネー

スポーツも芸術も素晴らしい。2011年の東日本大震災の後、人々の行動は一気に自粛ムードになった。コンサートやプロ野球、Jリーグなどのスポーツイベントは軒並み中止され、テレビコマーシャルさえ公共広告機構の、♪ポポポポーン♪という子供向けメッセージばかりが流された。日本中が楽しいことや笑うことは不謹慎だという雰囲気になり、誰もが普段の生活さえ自粛した。

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平家物語

祇園精舎の鐘の声、諸行無常の響きあり
沙羅双樹の花の色、盛者必衰の理を表す
奢れるもの(平家)も久しからず、ただ春の夢の如し
猛き者も遂には滅びぬ、偏に風の前の塵におなじ

中学か高校の時、古文の授業で誰もが暗記させられた有名な文章だ。その冒頭は誰もが今でも諳んじられるのではないだろうか。「平家物語」の作者は不明だが日本人にとっては有名な一節だ。しかしボクはこの冒頭の部分以外は見たこともないので物語全体のストーリーすら知らない。

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君は改製原戸籍を見たか?

戸籍謄本や住民票は入試や就職、結婚や引っ越しの時くらいにしか縁がないが不動産の相続などではたくさんの書類を揃えなければならない。そんな書類の中に「改製原戸籍」というものがある。結婚などで戸籍は新しく作られるが新しい戸籍にはそれ以降のことしか書かれていない。

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凍み蒟蒻

テレビ番組で「凍み蒟蒻(しみこんにゃく)」の作り方をやっていた。まずは蒟蒻芋から大きな蒟蒻の塊を作り、それを薄くスライスして稲藁を敷いた冬の寒い畑の上に薄く切った蒟蒻を並べて干すのだそうだ。寒い冬の間に蒟蒻は凍ったり解けたりを繰り返しながらだんだんと水分が抜けていってスポンジのように穴だらけの乾燥したものになるらしい。作り方は違うが凍み豆腐に似ている。

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