ナニも、アレも…

通勤途上とおぼしき車の中。助手席に秘書らしき男性がまだ半分目が覚めずに乗っている。そこへ後部座席の重役とおぼしきのが今日のスケジュールをいろいろ指示する。「アレをナニしてな、ナニをアレして」。必死に聞いている秘書の顔に男の声で、

「ナニも、アレも、全て読み取ろう!」

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NHKプラス

最近になってNHKが始めた「NHK+(プラス)」というサービスがある。要はNHKで放送している番組をインターネットでも見られるようにしたということで、海外ではすでに当たり前のサービスなのだが今頃になってやっと”有料放送の”NHKも対応した。ただ単なるリアルタイム配信だけではなく一部の番組では放送から1週間は過去の番組を見ることもできる。

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街の遊撃手

ボクがまだ学生の頃だったと思う。いすゞのジェミニという乗用車があった。当時はいすゞ自動車も乗用車を作っていた。117クーペというスポーツカーはとてもスタイリッシュで人気があったが、一方でジェミニはディーゼルエンジンを積んだ乗用車だったがダブルウィッシュボーンというレーシングカーのようなサスペンションで他メーカーとは一線を画していた。

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ギネスとミシュラン

ギネスブックはみなさんご存知だろう。「何でもいいから世界一」の記録を集めた本である。そこに載っている記録は「ギネス記録」とも言われてそれなりの権威をもって語られる。では「ミシュラン」と聞いて何を思い浮かべるだろう。多くの日本人は美味い料理を出す店を載せた”レストランのガイドブック”ではないだろうか。

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得します!

最近テレビのCMを見てて感じるのは、「世の中は怪しい情報に溢れてるな」と言うこと。テレビやネットには「これやれば得します!」というネタに事欠かない。例えば、

 「人生100年時代、やりたいこといっぱいあるなぁ」
 「定年後40年?足りるかなぁ、お金」

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日経電子版

テレビを見ていたら「Inputを増やせば人生が変わる」、というようなことを日経電子版のCMが言っていた。365日分のInputは大きな差になる、とも言っている。確かにInputがなければ生まれるものも少ない。知識の源泉はInputだ。でもInputだけを増やしても、それをネタに自分で考えてOutputしなければ何も変えられない。他人から得た知識は所詮他人の知識でしかない。

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予定調和

「うわっ、凄っ!」「うわっ、旨っ!」

テレビのバラエティ番組から流れてくる奇声はいつも決まっている。旅番組でも絶景といわれるところへ行けば「凄〜い!」というに決まっているし、名物料理を食べて「う〜ん、ちょっとイマイチかな」とか「これは好きになれないなぁ」などという人はまずいない。遠回しに言ったとしても「不思議な味ですね」や「個性的ですね」がいいところだろう。それさえめったに台本に書かれることはない。

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ワンチーム

「この惑星ではワンチームと言っていればうまくいくわけではない」というセリフがテレビから流れてきた。サントリー缶コーヒー「BOSS」のCM「新しい風・ブレンド」コマーシャルである。「ワンチーム」と言えば昨年日本で開催されたラグビーW杯で日本代表チームが口にしていた合言葉だ。去年の新語・流行語大賞に選ばれてからは職場の中年管理職のおじさま達にも人気のフレーズになった。

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誘導尋問

人に何かを訪ねるとき、特に子どもに尋ねるときにはいきなり総論的に大風呂敷を広げた質問を投げかけるのは酷である。そもそも彼らはそんな質問を投げかけられた経験も少ないし、具体的な出来事を自分の身に置き換えて考えることはできても普段起きている身の回りの小さな出来事を総論にまで持ち上げていくほどにはまだ人生を生きていない。

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