先日読んでいた本の中に「トミーボーイ」という映画の短い紹介文がありました。曰く、

自動車部自動車部品工場を継ぐことになった役立たずで子供っぽい青年が、詐欺師のカップルや大企業の買収から会社を救おうとして大奮闘する


物語なのですが、それはボクが数十年前に観たものの題名をすっかり忘れていて「なんていう映画だったかな?」といつも思っていた映画のストーリーとそっくりでした。そこで「トミーボーイ」でネットを検索してみるとAmazonのPrimeVideoに吹き替え版がありました。以前に見た時には字幕だったのですが何となく懐かしくなって懐かしくなって観てみることにしました。

ボログルマの中で相棒とカーペンターズ「スーパースター」という歌を絶唱する場面を見て、学生の頃はよく耳にしていたカーペンターズも懐かしくなってAmazonMusicで「初めてのカーペンターズ」というプレイリストを見つけて聞いてみます。すると驚いたことにほとんどの曲に聞き覚えがあるのです。それはもうビートルズ並みです。

実は高校時代、ボクは放送部に籍を置いており、学校でお昼休みに流す音楽をかける担当だったこともありました。同級生で同じ放送部員の中にカーペンターズの根強いファンがいて、お昼の放送が始まる時のテーマ音楽はなぜか「イエスタデイ・ワンスモア」に決められていました。ボクには特にこだわりもありませんでしたが毎日の昼休みには欠かさずカーペンターズを聞かされていました。もちろんテーマ曲以外はカーペンターズではないのですがカーペンターズは必ず毎日流れるわけです。朝ドラのテーマ曲に自然と親しみが湧くような感じです。

1冊の本の中の数行の記述から長い間思い出せなかった映画のタイトル、映画の中でかかっていたカーペンターズ、そして数十年も前の高校時代の部活のことまで繋がってしまうなんて、何とも呑気な人生を送ってきたものです。

そういえば昨日は沖縄の本土返還から50年でした。本土返還の朝、ボクはまだ小学校の低学年でもちろん沖縄など行ったこともありませんでしたから、アメリカ〜の占領から日本に回復するということがどんなことかもわかりません。ボクの住んでいた横須賀にもアメリカの海軍基地があり、普段からアメリカ兵を見ることも多く家の近所にも何人かは住んでいましたが、直接会話することもなく(英語話せなかったし)交流もあまりありませんでした。

当時を沖縄で過ごした人には何らかの思いもあるのでしょうが、今では沖縄に米軍基地があることすら知らない若者も多いと聞きます。当時に比べれば変換された米軍基地もあると聞きますが、那覇から国道58号線を北上する道すがらは今でも両脇の多くが米軍基地です。横須賀基地はかつて旧日本海軍の基地があった平地が多い横須賀市の1等地にありますが、その先は海なので普段の生活ではほとんど関わりを感じませんでした。しかし沖縄では戦闘機やヘリコプターの騒音を別にしても、町を分断するように基地があるので嫌でもその存在を意識せざるを得ません。

そんな中で今、沖縄の人たちの正直な気持ちはどんなものなのでしょうか?