先日、MacOSを最新版にアップデートしたら今まで使っていたメールソフトが猛烈に遅くなった。最近は仕事でもSNSのメッセンジャーなどを使うことが多いのでひと頃と比べてメールの重要性は下がっている。

それでもやりとりの履歴を残したりドキュメントを添付する時にはまだメールを使う機会もあるので簡単に「メールやめます」と宣言するわけにもいかない。それにSNSのチャットでは履歴から1年前のメッセージを探し出すのに膨大な時間がかかる。

ましてやSNSだとお互いがアカウントを作ってメンバーにならないといけないので、「私はLINE」「オレはFacebook」などとあちこちのアカウントに連絡が来るようになってしまい、メッセージをチェックするだけでも煩雑この上ない。

そこで今まで使っていた「Thunderbird」というメーラーから「eM Client」というメールソフトに乗り換えようとしている。もっともMozillaは2012年にThunderbirdの開発自体を終了しているのでサポートもなくなっている。だからこれを機にメールソフト自体を入れ替えようと思ったわけだ。

そこで色々とメールソフトを物色してみたのだがどれも旧態依然としたソフトばかりで今ひとつパッとしない。そんな中で目についたのが「eM Client」というソフトだ。しかもWindowsだけでなくMac OSもサポートしている。ボクは2年前から全面的にMac OSに乗り換えたのでこれは大きなアドバンテージだ。

しかも2アカウントまでなら無料で使えるらしい。もっともボクは5つほどのアカウントを使っているので有料版のライセンスを購入する必要がある。以前にもWindowsでBecky!という有料メールソフトを使っていたことがあるので有料ライセンスに抵抗はない。

とりあえず30日間Pro版ライセンスが有効のお試し版をインストールして色々試してみた。とりあえず使っているアカウントを設定してみたが予想以上に簡単に設定が終わった。IMAPとPOP3が両方使えるのだが、ポート番号などは一般的なものを片っ端から勝手に試してテストして設定してくれる。それになんと言ってもThunderbirdと比べて軽く動くようになったメリットは大きい。

また今まで使っていたThunderbirdの設定をインポートすることもできた。特にThunderbirdではローカル環境にアドレス帳を保存していたのだが、それだと外出先でアドレス帳を参照できないという問題もあった。そこでこの機にアドレス帳もGoogle Contactを使ってクラウド化することにした。Googleのセキュリティは若干気になるが、それを言ったら自分のパソコンのセキュリティだってあまり信用できない。

これでメールソフトとGoogle ContactやGoogle Calenderを同期させることでアドレス帳やカレンダーもメールソフトで管理できるようになった。今まではカレンダーはGoogleと同期させていたが、アドレス帳がローカルのメールソフトに紐づいており、家のPCや持ち出しのノートパソコン、スマホ・タブレットとそれぞれにアドレス帳が異なっていたので面倒臭かったがこれも一気に解決した。

最近のメールソフトではこの程度のことはアタリマエにできるのだろうが、乗り換え作業の負担を考えると簡単に乗り換えようとも思えず10年以上もの間、放置してきてしまったわけだ。

時代はスマホ全盛の世の中だが、まだ見知らぬ人との仕事上のやりとりでは電子メールも活躍の場があるのだろう。これで6,499円ならまぁまぁの買い物だったのではないかと思っている。ただ一つ問題なのは送られてきたメールのほんの一部が文字化けすることがある点だ。ほんのちょっとなので問題にはならないが、これもそのうちに改善して欲しいものである。