ワンドリンクサービスはおトクなのか?

居酒屋に行くと「19:00までに入店したお客様はワンドリンクをサービス!」なんて謳い文句を時々目にします。居酒屋でもドリンク1杯で500円前後しますから一見お得に感じます。お店は500円も利益を減らしてお客さんに還元しているように見えます。でも実際にはドリンク類の原価なんて数十円程度のものですからお店にとっては1杯無料にしたって大して痛くもありません。それよりも「お得で安いお店だ!」というイメージを持ってもらうほうが重要です。それによって料理や追加のドリンクだって注文が増えるからです。「ここは安いお店だからたくさん頼んでも大丈夫」と思ってもらえればお客さんの財布の紐も緩むというものです。

飲ん兵衛にとってドリンクの1杯など誤差のようなものです。数十円の経費を費やすことでお客さんの支払いを増やすことができるなら安い投資と言えるかもしれません。問題はお客さんが酔っ払うとサービスされたことなどすっかり忘れてしまうことと、このようなカラクリをほとんどのお客さんが知ってしまったということでしょう。