「巨人の星」という少年野球マンガがあった。主人公の星飛雄馬(ほし ひゅうま)が子供の頃から父の星一徹から野球のスパルタ教育を受け、ある時偶然に読売巨人軍の川上哲治監督に見出され巨人に入って活躍するという話だ。

そのテレビマンガの冒頭で星飛雄馬が学校のグランドをローラーで平すシーンがあるのだがその時にテーマソングが、

♪思い〜込んだら、試練の道を〜♪

と歌っていた。子供のボクたちはみんな飛雄馬が引くローラーがいかにも重そうに見えたので

♪重い〜コンダ〜ラ、試練の道を〜♪

だと勘違いして飛雄馬が引いているローラーが「コンダラ」というものだと勘違いしていた。

タレントのタモリさんの番組に「空耳アワー」というコーナーがある。英語などの日本語以外の歌詞で歌われている歌を漠然と聞いていると日本語で歌っているように聞こえる曲を視聴者の投稿などから紹介する番組だが、まぁそれに似ている。

クリスマスソングで古くから歌われている「赤鼻のトナカイ」でも
♪暗い夜道はピカピカの〜お前の鼻が役に立つ♪ を、
♪暗いよ道はピカピカの〜♪ だとずっと思っていた。子供の頃の思い込みを修正するのはことのほか難しい。

ビリー・ジョエルの”New York State Of Mind”という曲の中でも、♪I’m in aNew York state of mind♪ がいまだに ♪雨のニューヨークシティ♪ に聞こえて仕方がない。実にくだらないが耳から離れないのである。