「テレンパレン」という言葉があるという。九州北部地方の方言だとお笑い芸人の博多華丸・大吉が言っていた。「いい加減な(人)」という意味だという。関東で言う「ちゃらんぽらん」と同じような意味なのだろう。いやチャランポランが関東に限定された言葉なのかどうかは知らない。でもどこに行ってもいい加減な人間はいっぱいいるということだろう。

沖縄ではテーゲーという。ちゃんと慎重に考えることをしないでチャランポランと生きている人やその行動のことを言う(らしい)。恐らくは「大概(たいがい)」が変化したものだろう。沖縄にはテーゲーな人がいっぱいいる。約束した時間もウチナー(沖縄)タイムで数時間はズレることが当たり前だという。

沖縄出身のロックバンド「BEGIN」の歌にもあった。

♪今日は那覇市のビアガーデンへ〜
野球応援甲子園ん〜
明日は準々決勝ど〜
夜から応援しておくさ〜♪

挙げ句の果てに「なんくるないさ〜(どうってことないよ)」だ。

沖縄に住んでいるボクの友達は元々がヤマトンチュー(大和人:本土の人)なので野生のウチナータイムを経験することはほとんどないが、約束した相手もウチナンチュー(沖縄人)なら問題にはならないのだろう。仕事が終わると家に帰って夕食を食べてから飲みに行くのも普通らしい。だから飲み会の始まりも9時や10時が当たり前だ。それにプラスしてウチナータイムだから”ちょっと”遅れると0時を過ぎてから参加する人も普通にいるという。

南方の人だから時間にいい加減なのかと思えば北海道人もなかなかのものだという。「すぐ行く!」と行ったものの、臭いまま出かけるわけにはいかないと風呂に入って、腹をすかせていくわけにはいかないと晩御飯を食べて、普段着で押しかけるわけにはいかないと服を着替えて、軽く数時間をかけて出かける人もいるらしい。これは相手のことを考え過ぎた結果だからちょっと違うかもしれない。

でもその中間あたりで生まれ育ったボクは、そんなことより(臭いのはちょっと嫌だけど)時間通りに来てくれた方がありがたいと思う。きっと何を一番大切に思うかの価値観の違いなのだ。でも貧乏性のボクはどうしても「5分前行動」にこだわってしまう。だから沖縄の友達には「だから田舎モノは」とバカにされるのだな。