健康のためにジョギングやウォーキング、エクササイズをやっている人をたくさん見かける。かくいうボクもほんのチョビッとだけやっている。いややっていると言えばかっこいいが、ごくごく軽い散歩程度の運動なので世間から見ればやっているうちに入らないと思う。ボクのは「無理なくガマンせず疲れない程度に」がモットーだ。

最初は健康のために始めたウォーキングもやがてジョギングになり、各地のマラソン大会に出るようになり、アイアンマンレースに出るようになり体がムキムキになったのは良いが、やがて膝や腰を悪くしたりして運動自体が続けられなくなってしまった人も多く見かける。そんな人は恐らく「健康のため」だった運動自体が目的になってのめり込んでしまったのだろう。

運動自体が好きになることは別に悪いことではないしムキムキになる事だって非難されることではない。問題だったのは自分自身の潜在力を過信して体を壊すまで頑張ってしまった事だ。これは投資やギャンブルでも同じだ。お小遣い程度の遊び金で楽しんでいるうちはいいが、遊びの範疇を超えて借金してまで続けようとすれば、やがては破綻して坂道を転がり落ちるように人生から転落していく。

何事も最初の目的を見失ってはいけない。目的を変えるなら、自分がその目的を達成できるだけの基礎体力があるのかどうかを見極めてから行動を起こさないと、準備不足のままハードなトレーニングを始めればすべてを台無しにしてしまいかねない。

なんにために始めたのか?なんのためにやっているのか?健康のために始めた運動で体を壊してしまっては元の木阿弥だ。それでも人はのめり込んでしまうとつい一所懸命に頑張ってしまう。これはもう麻薬である。