歯医者通い顛末記

義務教育を卒業してからもうずいぶんと時間が経つので歯科検診とはトンとご無沙汰をしておりました。
そんな今年の6月のこと、右の奥歯周辺から突然にボロボロと剥がれ落ちる白い粒状のものがあり、「これは子供の頃に虫歯の治療をした際の詰め物が劣化して取れたものに違いない」と自己診断をして近所の歯科医院に予約を入れました。運良く翌日の朝一番に診てもらえることになり「まぁ大したことはないから痛い思いはしなくて済むだろう」という軽い気持ちで歯科医院の入口をくぐったのでした。
例の残酷そうな道具が並ぶ治療台に座り、開けた口の中に先の尖ったいかにもアブナソウな器具が挿入されます。先生は開口一番「あー、これは虫歯ですねぇ」。えっ?何の話ですか?聞いてませんけど(^^;

先生は続けます。「親知らずが虫歯になってますねぇ」。あ、いや、そんなに淡々と残酷な宣告をしないでください(TOT)
「もう親知らずは抜いちゃったほうがいいですね。さもないと隣の歯まで侵食される心配がありますよ」
ひぇ~、そんな殺生な… しかし、そもそも自分の不摂生からきた結果ですから自分を責めるしかありません。「この際ついでに左下の親知らずも抜いちゃいましょう、あっても仕方ないですから」という訳で、この夏は2本の親知らずと格闘した2ヶ月でした。

親知らずもなくなった9月になって、抜いた後の消毒のために訪れた時に「何だか歯茎から血が出るんですけど」と口を滑らせたのがいけなかった。「あーずいぶんと歯石が溜まって歯茎が炎症を起こしてますね」「あーそうですか。ついでに歯石も取ってもらえませんかねー」ということになり、もうしばらく歯医者通いが続くことになりました。
ここでは歯周病菌の除去のために歯科衛生士さんの指導のもと、抗生剤を飲んだり消毒液で歯を磨いたりの1ヶ月が続きます。そして最後に歯石を取ってもらい歯磨き指導を受けます。その時に「歯ブラシでは6割位の歯垢しか取れないので、歯間ブラシも使ってくださいね」ということになりました。実は以前に「糸ようじ」を使おうとしたことはあったのですが、とりすは歯並びが悪いのでなかなかうまく歯と歯の間に糸が入っていかず断念したことがあったのでした。そんな話を衛生士さんにしたところ「今は歯石を取ったばかりなのでデンタルフロス(歯の間を掃除する糸)も入りやすくなってます」ということで再度チャレンジしてみます。「おぉ入った!」

という訳で今では朝晩、歯磨きと一緒に糸ようじも使って歯のお手入れをする毎日でございます。でもこれで虫歯や歯周病で嫌な思いをする確率が減るのなら、そっちの方がいいな、と思い直して頑張ることにしたのでした。昔のテレビCMで「芸能人は歯が命」と言っていましたが、一般人も歯が命なんだなぁ。