最近は髪の毛がちょっと伸びても床屋に行かず、電動バリカンを使って自分で刈ることが多い。最初に自分でバリカンを入れる時は人生で初めてのことなのでちょっとビビるが、世の中にヘンテコな髪型が溢れている昨今、誰もボクの髪型など見ていないし気にしてもいない。風呂場で鏡を見ながらちょっとずつ刈り込んで行くのだが、いかんせんアタマの後ろ側は合わせ鏡にしても手の向きや動かす方向がよくわからないのでテキトーになる。だからボクは今、トラ刈りになっている。
髪の毛なんてひと月もすれば雑草のようにまた伸びてしまうのでちょっとくらい失敗してもどうということもない。どうということもないが、左右があまりにも非対称になったり、長さが揃わないでボサボサになってしまうと自分で鏡を見たときに悲しい違和感があるので、自分なりに頑張って揃えるようには心がけている。
だから床屋に行く回数も以前に比べれば半減しているのが、如何せん家では細かいところや首筋の顔剃りのできないし、なんと言ってもボクは床屋で頭を洗ってもらうのが気持ちよくて大好きなので、時々はどうしても床屋に行きたくなってしまうのだ。もっとも床屋でも最近家の近所にできた「1500円調髪」の格安床屋であるわけなのだけれども。
昨日も頭の横の毛が伸びてボサボサになってきたので自前バリカンでテキトーに刈ったのだが、横の毛は正面の鏡で見えるのでなんとかなるが、後頭部になると如何ともしがたい。仕方がないので盲滅法にバリカンで刈っていたらどうやら後頭部全体がトラ刈りになってしまった。トラ刈りだからといって別に痛くも痒くもないが、悪戦苦闘しているうちに全体がどんどんと短くなって右と左のバランスもおかしくなってきた。
こんな時は一度プロに修正してもらうに限る。ちゃんとした土台があればまた1〜2ヶ月はセルフバリカンで維持していくことができる。そして最近になって思うのが「自分でバリカンを使うのは気持ちがいい」ということだ。男性ならお分かりと思うが、髭を剃る時のジョリジョリとした感触が何百倍にもなった感覚が得られる。髪の毛の「うぉ〜、刈れてる〜」という感触は手応えも芝刈りの比ではない。
しかし明日は仕事で初対面の人にも会わなければならない。家にいればどんな髪型でも関係ないし、通りすがりの人になんと思われようが気にもならないが、今後仕事でお付き合いが続くような人との初対面であまりにも汚らしい格好で会うのも気が引ける。というわけで仕方ないから床屋に行ってくるかな。
注)誤解ないように申し上げますが
決して海老蔵さんを目指しているわけではありません。
ボクが目指しているのは出川哲朗さんです。
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