スマホバカ一代

日々是好日

スマホに熱中しながら横断歩道を渡っていた若造に向かって警察のパトカーが「スマホに熱中して歩いてると危ないですよ」とマイクを使って忠告していた。若造は自分が注意されたことにも気付かず歩き去った。まるで注意力のない男だと思った。老若男女に限らずスマホばかりを見てして歩いている人間は街中にもゴマンといる。いや前を向いて歩いている人がほとんどいないと言っても過言ではない。

道路を渡りながらスマホに熱中する連中に物事の優先順位がつけられるわけがない。横断歩道を渡るときには安全に反対側までたどり着くことが一番優先すべきことである。いくら緊急の用件があったからといっても道路の真ん中で暴走してきた車に跳ね飛ばされて死んでしまえば緊急の用件もへったくれもない。

あえて優先順位をつけるなら「1.道路を安全に渡りきる 2.スマホを見る」である。スマホなど道路を渡り終えてから見ればいい。どうして渡っているわずかな時間さえ中断できないのか。中にはスマホゲームをしていて手が離せないというヤツもいる。そんなもの家でやれ。どうしてもやりたければ誰にも迷惑のかからないところに座ってやればいい。そんなことすらわからないのは正真正銘のバカの鑑である。

優先順位とは今すぐにやるべきことに一番最初に手をつけて一番にうまく終わらせることだ。最近のニュースでは「不要不急とはどういうことをいうのか」という話が出ている。今日のうちにどうしてもやらなければいけないことでなければ不要不急ではないとニュースでは言っているが、今すぐにやらなければならないことの優先順位すらつけられないのではバカモノに判断などできるわけがない。

マスコミも政府も日本の国民の多くがそんな連中だということをちゃんと考慮して行動していただきたい。世の中、桃井かおりさんでなくてもバカが多くて疲れるのである。

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