おせち料理の思ひで

小学生の頃までのお正月の朝は家で過ごしてお袋が作ったおせち料理を食べていた。やがて大晦日には出歩くようになって家に居着かなくなるとお正月におせち料理を食べることもなくなり今に至っている。取り立てておせち料理が特に好きだということもなかったので暮れにどこかでおせち料理を買うこともない。そもそもおせち料理は所詮保存食だ。

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アタシの履歴書

日経新聞に「私の履歴書」というコラムがある。各界の有名人の経歴をご本人が書いた読み物だ。ボクが子供だった頃から連載されていたからもう随分と長期の企画になると思う。松下電器会長・松下幸之助氏や経団連会長・稲山嘉寛氏などそうそうたるお歴々が顔を揃えていた。流石に大人物は大いに勉強しているせいかその発想や文章も洒脱でいつも興味深く読んでいた。

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わびさび

「侘び寂び」と書く。侘しいこと、寂しいことである。翻って茶道の世界では静かで簡素な落ち着いた趣のことを指すようである。それは無駄や虚飾を削いで極限まで本質を求めることだと言ってもいい。華美を削ぎ取るといってもとその本質まで外してはいけない。本質を際立たせるために余計な虚飾をなくすわけだ。最近は外国人観光客の間でも「ワビサビ」を気軽に口に出すようになったが、彼らがどこまで本質をわかっているのか定かではない。単に古くて質素なものを見てワビサビと呼んでいるのなら…、まぁそれでもいい。

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お受験と幸せな人生

相も変わらず「お受験」の話題には事欠かない。今では小学生の1割以上が私立中学を受験するのだといい、その受験勉強は小学3年生頃には始めなければ手遅れになるのだという。それ以前に「幼稚園のお受験」をする子供もいるわけだからこの子たちの人生の前半はほとんどが受験勉強に費やされることになる。別に受験勉強が悪いと言っているわけではない。「イタリアはどこにありますか?」と聞かれて「…、アメリカ?」などと答えているおバカキャラのタレントのような子供ばかりになってしまうのも困ったことだ。

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手あれ

冬の乾燥する季節になると気になるのが手荒れ。「男のくせにそんなこと気にするのか」と言われそうだがクライアントさんの前であまりにもガサガサの汚い手を見せるのも失礼かと思ってこの冬からニベア・メンズでケアすることにした。昨年の冬は唇のガサガサを何とかしようとワセリンの塗布を始めてそれなりに効果を出している。メンタムリップより圧倒的に効果的だ。(本人比)

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うつ病

NHKのあさイチでうつ病の特集をしていた。以前勤めていた職場にもうつ病で長期間休んでいる同僚が少なからずいた。しかしその誰もがそんなに悲惨な仕事を担っていたわけではない。どちらかと言えば楽チンな仕事をしていた人に限って「心の病」で休職をしている印象があった。だがもしかしたら原因は職場ではなかったのかもしれない。プライベートのことは全く知らなかったのでそちらに原因があったのかもしれない。そちらで心を病むほどの悲惨な思いをしていたのかもしれないがボクにはよくわからない。

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ものの道理

大抵の物事には順番がある。それは「効率的な順番」だったり「普通はそうなる」という順番のこともあるし、「厳然とした確固たる順番」のこともある。例えば家で年末の大掃除をしようと思えば最初に部屋の中を大雑把に片付けてから掃除をする部屋の順番を決め、最初に掃除する部屋の中にある掃除に邪魔になるようなものを他の部屋に移動させてから掃除に取り掛かる。次の部屋に取り掛かるには同じような作業を繰り返せばいい。何もしないまま掃除機を取り出して埃を吸い取り始めても二度手間三度手間になって時間がかかるばかりだ。

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耳鳴り症候群

もう10年近くも前のことだ。或る日突然耳鳴りが始まった。キーンという音がのべつまくなしに頭の中で鳴り始めた。以前にも風邪を引いた時などに耳鳴りがすることはあったのであまり気にしないでいた。しかし1週間経っても1ヶ月経っても1年経っても耳鳴りは治らなかった。あの日からボクの頭の中にはずっと「キーン」という音が鳴り続けている。多分医者に行ってもこの耳鳴りは治らないだろう。人間も歳をとればあちこちにだんだんと不具合が出てくる。だから「これは多分もう一生治らないんだな」と思って気にしないことにした。

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略語を使ってますか?

最近よく耳にするようになってきた言葉に「サブスク」というものがあります。サブスクリプションの略です。サブスクリプションとは、まだ主な日本語の辞書にも載っていませんが英語の”subscription:(新聞や雑誌などの)定期購読”から出た言葉でしょう。巷では「居酒屋に1ヶ月間行き放題で2万円」などというようなサービスを指してサブスクと言ったりしていますが、パソコンソフトなどでは数10年前から一般的になっています。パソコンやスマホを使う人なら1年契約で5,000円のアンチウイルスソフトなどを契約している人もいるでしょうし、スマホの有料アプリのほとんどは月額使用料を支払うような契約になっています。

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セックスレス

NHKの「あさイチ」でセックスレス夫婦の話題が出ていた。NHKも朝からこんな話題を持ち出すようになったのだから時代も変わってきたのだなぁと思う。でも夫婦や恋人同士にとってそもそもセックスは新しい話題ではない。哺乳類として、人としてこの地球上に誕生してから200万年もの間営み続けてきた行為である。それはいつしか子孫を残すという大きな目的とは別にコミュニケーション手段の一つになっているという話だった。

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