ボクがゲームに興味ないわけ

電車に乗ってもファストフードの店に入っても公園でも歩きながらでも、熱心にスマホを覗き込んでるなぁ~と思うと大抵はゲームをしている。最近はネットゲームというのが多いらしく、インターネット上に仮想空間を作ってそこに集まったメンバーでゲームをするらしい。先日も電車の中で数人の中学生が「そっち行ったぞ!「そこで殺れ!」「逃げられた!」などと話しながらゲームをしていたので、そういうのが今の主流なのだろう。 “ボクがゲームに興味ないわけ” の続きを読む

接客のツボ(飲食店編)

ファミレスのテーブルの上に係員を呼ぶためのボタンが置かれるようになったのはいつの頃からだろう。それまでは店員を呼ぼうにも視界には誰もおらずいくら待っても注文すら出来ないことがあった。当時の年配者はそんなボタンを「味気ない」と言って否定的な意見が多かったが、個人的には最高のおもてなしだと思った。
客として店員を呼ぼうと思った時に店員が見つからなかったり来なかったりするのは店のサービスとしては最低である。しかし概して飲食店や物販の店は人手不足である。というより人を雇うほどの余裕がない。そんな時に例の”ピンポ~ン”は強力な武器になる。 “接客のツボ(飲食店編)” の続きを読む

食わず嫌い

子供の頃から好き嫌いはほとんどなかった。ただ幼稚園の頃に牡蠣に当たったことがあり、それ以来どうしても食べられないでいた。しかし、夜の宴会で酒浸りになっていた20年ほど前、「牡蠣は肝臓に良い」と誰かに吹き込まれ、ちょうどその時に旅行で行った保養所で夕食に出てきたカキフライを(肝臓のため)と思って食べたところとても美味しくて、それ以来大好物になっている。
今、どうしても好きになれないのは鮒寿司などのいわゆる”なれずし”だ。これは滋賀県に住んでいる友人が「(高いけど)旨いから」と好意で送ってくれたものがどうしても口に合わなかった。もっともこれらは非常に高価で食べる機会もほとんどないので実害はない。 “食わず嫌い” の続きを読む

恋する乙女

人の第一印象が他人に与える影響は想像以上に大きい。最初の対面で好印象だった人はその後も何かにつけてよく解釈されるが、悪印象だった人はその後も悪い方に捉えられてしまうことが多い。つまり第一印象だけでいい人か悪い人かが判断されるということだ。そしてそれを覆すことは簡単なことではない。
ボクは子供の頃から人に与える第一印象でいい思いをしたことがない。学校の新学期にクラス替えがあるとなかなか友だちができなかった。しばらく経ってやっと出来た友だちに聞いてみると「最初はとっつきにくくて話し難そうなヤツだと思った」と言われることが多かった。いつまでも友達がいないのもツマラナイので、こちらから周りにいたグループに近づくことをした。3ヶ月もした頃になって「意外と明るいヤツじゃん」という印象に変わったのだという。最初の印象が悪かっただけにちょっとでも印象を変えることができれば、最初は暗かった印象が今度は逆に有利にはたらくこともあった。いずれにしても自分の第一印象にいい思い出はない。 “恋する乙女” の続きを読む

評価されたい人

出掛けに駅の立ち食いそば屋に入りました。昼食時で店内はほぼ満席です。入口近くの自販機で食券を買って空いていた椅子に座ると(最近は”立ち食い”が減りましたね)隣の老人男性にもりそばが運ばれてきたところでした。老人は80歳前後、半袖シャツに短パンのラフな格好です。その時突然老人が大声を出しました。店員に向かって「オイ!油が浮いてるぞ。ちゃんと洗えよ!」と怒鳴っています。どうやら出されたそばつゆのそば猪口がちゃんと洗われていなかったようでそばつゆに油の膜が浮いていたようでした。 “評価されたい人” の続きを読む

人間が横暴で尊大になる時

1970年代のアメリカ・スタンフォード大学の心理学部で一つの実験が行われた。のちに「スタンフォード監獄実験」と呼ばれるものである。
心理学者のフィリップ・ジンバルドーによって行われたこの実験は、被験者(実験の対象となる人)を2つの集団に分け、一つを看守役、もう片方を囚人役として2週間の予定で開始された。
囚人役には屈辱感を与えるために看守役の前で着替えさせたり足かせ(両足に付ける鍵がついた金属製の鎖)を付けたりした。看守役は囚人役に表情を読み取られないようにサングラスを掛けさせ、夜中に囚人役を無理やり起こすなどのイジメをするように指示した。
すると数日後には看守に対して何の指示も与えていないのに看守役は囚人役に対して暴力行為(暴力は実験前に禁止していたにもかかわらず)まではたらくようになったのだという。 “人間が横暴で尊大になる時” の続きを読む

データとはなんぞや?

先日テレビで、江戸時代に日本中を歩いて地図を作った伊能忠敬(いのうただたか)の特集をやっていた。広く知られていることだが、忠敬は50歳を過ぎて隠居生活に入ってから地図づくりを始めたという千葉の商人である。それは井上ひさし氏の小説「四千万歩の男」にも書かれている。
江戸を出発してから徒歩で東北を通って北海道に向かい、その後全国を歩いて測量して日本で初めての正確な日本地図を作った人だ。
その番組の中で元宇宙飛行士の毛利衛さんがおっしゃっていた言葉が心に残った。

データというものは一つだけではその意味がわからないが
全部が集まった時に初めて一気にその意味が見えてくる

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私たちは騙されている

以前に引田天功さんのイリュージョン(「人はギャップに驚き感動する」)のことを書いたが、人はとにかく自分の目の前で起こった、その目で見たことは疑うことなく信じる。たとえそれが仕組まれたトリックであったとしてもそのトリックに納得するまでは信用する。

イギリスのネス湖に住むという「ネッシー」は、当時外科医が撮ったという写真が新聞に載り60年もの間、伝説の恐竜として世界中で話題になった。これも20世紀末になってとあるイギリス人が死に際に「あれは自分がジョークのつもりでやった」と告白したためニセモノ疑惑は高まったが実際のところはよく分かっていない。 “私たちは騙されている” の続きを読む

成金(なりきん)

あなたは「成金(なりきん)」と聞いて何を連想しますか?
ポッと出の実力も実績もない人が、あるとき運良く大儲けをして急に金持ちになったような人、というイメージでしょうか。急に増えた財産に本人の人格が付いてイケてないような人を指して言うこともあります。
元々は将棋から出た言葉ですが将棋の対局などでは「2三銀成り」などというので「成金」という言葉はあまり聞きません。
最近では藤井聡太さんなどの活躍で将棋熱も高まっているようですが、将棋にはあまり詳しくない方もいらっしゃるかと思うので「成る」ということについて簡単に説明しておきます。 “成金(なりきん)” の続きを読む

スジは正義です

平日の昼下がり、JR東海道線の中で大声で電話している黒人男性がいた。英語を話しているのでアメリカ人かと思われるが、車両全部に響き渡るような大声で電話を掛けている。すぐに切るかと思ったら電車から降りるでもなく10分経っても喋り続けている。隣りに座っていた老年男性が「うるせぇ!切れ!」と怒鳴ったら慌てて隣の車両に逃げていった。旅行者風でもなかったので米軍の軍属だろう。彼らも日本では電車の中での通話が禁止されていることくらいは知っているのでこういう光景は珍しいのだが、よほどダメなヤンキーだったらしい。 “スジは正義です” の続きを読む