Go To トラベル キャンペーン

新型コロナの感染拡大で大きな危機に立たされている旅行業界を(危機に立たされているのは旅行業界に限った話ではないが)盛り上げて支援する目的で政府は「Go To トラベルキャンペーン」を始めた。旅行代金を税金から補助して「みなさん、どうか全国に旅行に出かけてください!」という趣旨だ。感染が再び拡大し始めたこのタイミングでのキャンペーンには賛否両論あるが、アクセルを踏みながらブレーキを踏まなければならないこの事態に意見が分かれるのは仕方のないことだろう。

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飽きてくるとき

ライフサイクル、直訳すれば「生命周期」。生き物が生まれてから死ぬまでの期間を示す言葉だ。人間は約80年~90年、犬猫なら10~15年前後だろうか。もちろん個体差や置かれた環境によってその長さは大きく変わるが、人間では今のところ122年というのが最長だといわれている。もちろんこの先の科学や医療の進歩によってどうなるのかはわからないが、恐らく不老不死が現実のものになることはないだろう。逆にその時は人類が滅亡する時かもしれない。

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スマホ市場の終焉

昨年あたりからiPhoneだけでなくスマホ全体の出荷台数が大きく減少傾向にあるという。業績予想を下方修正するスマホメーカーが相次いでいるというがそれは米中の貿易摩擦問題だけの話ではない。もうスマホが欲しいと思う人や持つべき人の需要が飽和状態なのだ。もちろん地球上にはまだスマホのメリットを知らない人もいないわけではない。しかしその人たちにメリットをアピ-ルしたところで今すぐに使い始められるインフラが整備されていなければ使いたくても使うことはできない。かつてのテレビや冷蔵庫がそうだったようにすべての人がが持つような時代になれば新規需要がなくなるのは当然の話だ。残されているのは買い替え需要だけだ。

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お客様の気持ちになること

何にでもケチをつけてクレームを付ける人がいる。ほとんどは取るに足らない些細なことで、どうしてそんなことですぐに腹を立てるのかと思うことがほとんどだ。しかし一方で「どうしてそんなこともわからないんだ」と思うようなダメなサービスも見かける。それは経験不足で拙いとかそういうことではない。人は初めてやることは初体験だ。誰も2度目から始めることはできない。経験が浅いうちは誰でも拙いし仕方がない。自分にもそんな過去があったはずなのにそれを忘れて腹を立てるのはお門違いというものだ。

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売り手の目線とお客の目線

久しぶりに山歩きに行ってみる。ハイキングに来た人たちは汗を流して苦しそうな顔をしながら一生懸命に山を登っている。息も乱れ足の筋肉はプルプルしている。山道を下ってくる人に「コンニチハ」と挨拶をしながら「あとどれくらいですか?」などと訪ねている。体は苦しい。だが本人は決して楽をして山に登りたいわけではない。 “売り手の目線とお客の目線” の続きを読む

文化圏

あなたは普段どのテリトリーで生活しているだろうか。家、学校、職場などそれぞれの環境によって毎日移動する範囲は違っているだろう。中には出張続きでほとんど家に帰れず、全国のホテルを転々としながら生きている人もいるかも知れない。しかし多くの場合は学校に行き職場に行き塾に行き居酒屋に行きレストランに行き、休日にはドライブに行ったりキャンプに行ったりジョギングしたりとあるていどそれぞれのパターンが出来上がっていてその中で暮らしていることが多い。 “文化圏” の続きを読む

神通力をなくした『1980円』

「1,980円」もしくは「198円」、いや「19,800円」でもいい。少しでも商品を安く見せるために誰かが考え出したスペシャルなプライシングだ。支払うときに200円、2,000円、20,000円を出せばちょっとお釣りが戻ってくる。何ともお得感のある値付けだった。いや逆に値段に「98」が付いていないと「高い」という印象すら持ってしまうほど日本では浸透している。 “神通力をなくした『1980円』” の続きを読む

中立であることが信用される原点なのだ

家電量販店などに行って電化製品などを見ているときに店員さんが側にやって来て「今の一番人気はこちらですね~!」と明るく言われた経験はないだろうか。最近では家電製品もネット販売が多くなってきてまずはスマホやパソコンでめぼしい商品を比較して口コミなどを見た上で「やっぱり実物も見てみないとね」ということでお店に足を運ぶことも多いだろう。当然前もっていくつかの候補を比較して性能もチェックしているので店員さんの説明を鵜呑みにする人は少ないのだが、それでも早口で”おすすめ商品”を強力に推してくる店員さんがいるのも確かだ。 “中立であることが信用される原点なのだ” の続きを読む

なんもない奈良

”灯台下暗し”とは言い古された諺である。あまりにも身近にあるが故に見えづらくなってしまうことは枚挙にいとまがない。田舎に暮らしていれば自然の素晴らしさに感動することは少なくなるし、大都会に暮せば生活の便利さを実感することもなくなってくる。ネット通販では注文したその日のうちに品物が届けられたりすることが当たり前のように思っているが、ひとたび離島に行けば配達はその日どころか1週間も2週間もかかることがある。その上に送料は1000円も2000円も上乗せされることもあるのだ。しかし一方で都会のど真ん中に住んでいると四季の移ろいや自然の息吹を感じることは稀だ。夏の花火大会や神田明神のお祭りが関の山である。 “なんもない奈良” の続きを読む