「終活」という言葉が流行って久しい。自分の人生を終(しま)う準備のことをそう言うらしいがそれはそれで意味のないことではないと思う。しかし「お葬式には誰を呼んで欲しい」とか「骨は海に撒いて欲しい」とか「棺桶には誰それの写真集を入れて欲しい」なんてことは本人以外にははっきり言ってどうでもいいことだ。
“人生の手終い” の続きを読む霊安室の外
ボクは今まで病院の霊安室というところにはに入ったことがなかった。だからボクがイメージする霊安室はマンガ「タッチ」で弟の和也が交通事故で死んでしまったときの漫画に描かれた霊安室のイメージしかない。
“霊安室の外” の続きを読むもうすぐ終わりになるとき
たまたまだが、ここ数年は人の人生の最後を見ることが多かった。それも年老いて徐々に体が衰えて命が燃え尽きるような、言ってみれば「大往生」のような幸せな最後だ。人生はとかく思い通りにならないが、願わくば自分の命の終わりもそんな形で迎えられたら幸せだろうなと思う。
“もうすぐ終わりになるとき” の続きを読む死にとぉない…
具合が悪ければ薬を飲む、病気になれば病院に行く。しごく普通のことだと思う。しかし「ちょっと具合が悪いような気がする」程度なのに救急車を読んだり大病院へ出かけていくのはちょっと常識を外れているように思う。
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