街の遊撃手

ボクがまだ学生の頃だったと思う。いすゞのジェミニという乗用車があった。当時はいすゞ自動車も乗用車を作っていた。117クーペというスポーツカーはとてもスタイリッシュで人気があったが、一方でジェミニはディーゼルエンジンを積んだ乗用車だったがダブルウィッシュボーンというレーシングカーのようなサスペンションで他メーカーとは一線を画していた。

“街の遊撃手” の続きを読む

初めてのヘリコプター

先日、ひょんなキッカケでヘリコプターに乗る機会があった。乗客5人乗りの小型ヘリコプターだ。それは空港の滑走路の片隅にちょこんと停まっていた。小型の単発ヘリには1つのメインローター(主回転翼)と尾部に付けられたテールローターがある。文字通りメインローターは揚力を生み出し、テールロータがメインローターの反動で回転しようとする機体を真直ぐに保つためにある。

“初めてのヘリコプター” の続きを読む

システムを統合すればいいんです

もう何十年も前からビジネスへのコンピュータ導入は進んできた。ボクが30年以上前に最初に就職した会社でも受注や外注、工場の製造管理にはホストコンピュータが使われていた。今のように瞬時に画像が表示されたりネットワークに繋がってはいなかったが、事務処理を高速にこなす能力は人間の比ではない。

“システムを統合すればいいんです” の続きを読む

スペシャリストとゼネラリスト

高校3年生の時、進路指導室には進学希望者のための資料と就職希望者のためのガイドブックが置かれていた。その中にあったのが「スペシャリストへの道」という小冊子だ。スペシャリストとはその名の通り”特殊な”技術を持った専門家を指す。その対義語はゼネラリストで、多方面の知識や技術を持った人を指す。しかしゼネラリストが一人いればスペシャリストはいらないのかといえばそういうわけでもない。

“スペシャリストとゼネラリスト” の続きを読む

デジタル化は黒子だ

「digital(デジタル)」とは、主に「数字で表す」という意味で、元はラテン語の[digitus(指)]から生まれた言葉らしい。日本ではコンピュータなどのことを総称して”デジタル”と呼ぶことが多いが、そこでいう数字とは0と1で数を表す2進数だ。その対語とされる”アナログ”は図などを使って表すことをいうが、英語の[analogue]は「似ているもの」という意味であって、日本語でいう「デジタルとアナログ」の意味とはちょっと違う。

“デジタル化は黒子だ” の続きを読む

ハンコ文化

最初にハンコを使ったのは小学生の頃だった。当時は宅配便などなかったから郵便小包やデパートの配送、町内会の回覧板くらいだったから三文判しか使わなかった。小学校や中学を卒業する時に学校から記念品としてもらったのが最初の自分のハンコだ。それは40年以上経った今でも三文判として活躍している。それほどまでに今でも日本はハンコ文化だ。

“ハンコ文化” の続きを読む

テレワークが進まないニッポン

コロナになって使い物にならない日本の政府や行政のITインフラについて、IT革命だ、DX(デジタル・トランスフォーメーション)だと政治家や役人は偉そうに言っているが、やってこなかったのは日本の政治家と行政だけだ。少しだけ進んでいるのは大企業のほんの一部だけである。それまでハンコを押すことや紙の書類にこだわってきた結果がこのザマである。

“テレワークが進まないニッポン” の続きを読む

工具フェチ

我が家にもドライバーやペンチなどの基本的な工具はある。小学生の頃から自分でも工具箱を持っていたが、いつの間にか工具類が増殖して入りきらなくなって、今ではその頃から数えて5〜6代目になる大きめの工具箱と、そこからはみ出してしまったものをとりあえずしまっておく小さめの工具箱が物置部屋に置かれている。

“工具フェチ” の続きを読む

緊急地震速報

もう何年も前から気象庁は緊急地震速報というものを出している。地震動にはP波(Primary Wave)とS(Secondary Wave)波という伝播速度の違う2種類の波があるという。大きな地震の時に最初に来る突き上げるようなカタカタと揺れるのがP波で、その後ユサユサとした横揺れがS波だ。震源からは同時に発出された揺れも伝わる速度が異なるので、数多くに地震計などの観測機のデータを分析するとどこでどれくらいの地震が起きたのかを推測することができる。

“緊急地震速報” の続きを読む