何かのルールを決めると「指針を示してください!」という人が必ず出てくる。確かになんらかの指針がなければどんな時にルールを適用すればいいのか曖昧だ。ルールがある以上、指針は必要なものかもしれない。

しかし、こと健康などのことになれば全員に一律に数字の指針を出すことは難しい。というよりそれぞれに異なる個人を、一律に数字で区切ってしまうことは意味がないどころか危険なことだってある。

テレビのコマーシャルでは「血圧が130を超えたら高血圧」だと言っているが、高齢になれば多くの人の血圧は150を超えているし正常値の範囲から大きく逸脱しているわけではない。

特に体のことは個人差や年齢・性別によって適正値は大きく変わる。そもそも大人と子供で適正値が同じわけがない。体の大きさにだって大きな違いがあるし、年齢を重ねて体のくたびれ方だって違う。

なのに無理してガイドラインを作ると「〇〇警察」と呼ばれる人が出てくる。「外でお酒飲んでるから三密じゃないんだよねー」だの、「マスクしてるからカラオケ行ってもいいんだよねー」などという人もいる。

いいか悪いかと言われればやらない方がいいに決まっているが、「ストレスを溜める方が健康に悪いんだよねー」などと言って憚らないのはいかがなものかとも思う。でもちょっとくらいなら許されるのではないかなとも思う。杓子定規にキッチリと守ることが必ずしもいいとは思わない。

そんなことを言うと、バカみたいにハメを外す人が出てくるから困る。ボクが子供の頃からそうだったが、イタズラもたまにちょっとだけ控えめにやるから許されることもあるのであって、のべつ幕なしに際限なくやり続けるから怒られるのだ。

なにごとも考えながら適度にやることが大切なのであって、それを忘れてしまうのは、つまりはガキということなのだ。