裁判所というところ

ちょっと訳あって裁判所のお世話になるかも知れない。ボクは学生時代にちょっとした悪戯をして裁判所の”隣にある”検察庁に呼び出されたことは以前、ここにも書いた。その時は「不起訴処分」になったので結果的に法廷には行かなかった。

その後、これまたちょっとした家事調停の付き添いとして行ったのが初めての”法廷”だ。テレビや映画の裁判シーンなどを見ると、「裁判長!意義あり!」「異議を却下します」「意義あり!!!」などというスリリングな場面が想像されるが、民事や家事の調停はいたってのんびりしていてツマラナイものだった。

その法廷で扱われていた案件のほとんどはサラ金でお金を借りて返せなくなった人の破産の申し立てで、1件あたり1分ほどで次々に処理されていく。

今回はちょっとした言いがかりを付けられた事件(?)の決着をつけるために民事調停になるかも知れない。当事者同士では証拠も何も残っていない事実について「言った言わない」の平行線になってしまうので裁判所の調停員に双方の話を聞いてもらって落とし所を見つけるのが目的だ。

裁判に勝つことが目的ではない。もともと訴訟を起こすつもりなどない。向こうが話し合いの場に出てこないから裁判所の力を借りようというだけである。それでも裁判所というところはシロートが出張って行って思ったことを主張しようとしてもハナから話など聞いてくれない。

「弁護士を立てなければ話にならない」などと門前払いされてしまう。もちろん弁護士を頼めば多額の費用がかかる。それでも裁判官は弁護士と立てることを半ば強要する。判事も弁護士も検察官も元は同じ穴の狢(ムジナ)だ。選んだ道が違っただけである。法廷での立場は違ってもいわば”仲間”なのだ。

だから彼らは法律用語のわからないシロートの話など聞くつもりなどないのだ。特に判事と検察官は公務員である。仕事をしてもしなくても給料や待遇は変わらない。だからチンケな法廷などバカにしている。と、これがチンケな裁判や調停を見てきたボクの個人的な感想だ。

それでも話し合いをしようとしたときにいつも相手が応じてくれるとは限らない。だからそんなときには国家権力をアテにするしかない。裁判所から「出廷命令」を出してもらう訳だ。これはコロナの緊急事態宣言の”要請”とは違う。”命令”だから正当な理由なく無視すれば罰せられることになる。

こちらの主張が妥当である程度証拠が揃っていれば裁判や調停など恐れることはない。ただ先の理由から弁護士は絶対条件だ。刑事事件の国選弁護人でもない限り多額のお金がかかる。しかし裁判に負けたり調停が不調に終わればさらにお金がかかる。

「無料法律相談」もあるがこれは、最初に数10分だけ話の概要を聞いてもらって、裁判や調停に持ち込んだ方がいいかどうかを相談するだけで法廷に立ってくれるわけではない。それでも法律の世界は一般の低級国民の常識が通用しないこともあるのでとっかかりとしては役に立つこともある。

というわけで今回はこちらから訴訟や調停を起こす気はない。相手が裁判所を通して「話し合いましょう」と言ってきたら受けて立つだけだ。それにこちらが”被告”側の立場なら弁護士も手付金が無料になるらしい(笑)

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