USBポート

USB:ユニバーサル・シリアル・バス。パソコンやスマホを使う人にはお馴染みのインターフェースだ。電源を取ったりカメラとパソコンを繋いだりプリンターやスキャナを繋いだりと、周辺機器を接続するのに今では欠かせないケーブルである。最近ではWi-fiやBluetoothで無線接続できるものも増えてきたが、最後の砦としてUSB接続はやっぱり欠かせない。

しかし”ユニバーサル(普遍的な)”という割に口金(プラグ)の形状が何種類にも分かれていて複雑だ。我が家にも用途や周辺機器に合わせて数10本のUSBケーブルがある。もちろん口金の形状が違えば接続することはできない。

数年前に買ったMacBookにはC型というUSBポートが1つ付いているだけなので、そこに電源コードを付けてしまうと他には何も付けることが出来ない。だから別の機器を取り付けるためのUSBハブ(二又ソケットのようなもの)を買ってきてタコ足配線にしなければならないのだ。どこがユニバーサルなんだか分からない。

それでもひと昔、いやふた昔前にはUSBなどなかったので、SCSI(スカジー)などと言われるケーブルやマウス、キーボードのケーブル、ディスプレイ用のケーブル、外付けハードディスク用のケーブルとすべて口金が異なるケーブルを使って接続していた。今でもディスプレイ用にはVGAやDVIなどのケーブルが残っているがテレビや家庭用ビデオ(もはやビデオテープではないが)がデジタル化したために今ではHDMIというケーブルが主流になっている。

プロジェクターなどでもちょっと古い機器を接続しようとするとHDMIの入力端子が見あたらずにアタフタすることもある。しかし最近ではHDMIも古くなってきて4Kや8Kに対応したDisplayPortなどというものも出てきた。いまだにデジタル機器をいくつも持っている人はその機器ごとに何種類ものUSBケーブルなどを持たなくてはならない状況はあまり変わっていない。

デジタルの世界は日進月歩でどんどんと性能が良くなっているのでそれに合わせた接続を用意しなければならない事情はわかるのだが、ちょっと古い機器を使い続けようとするとあっという間に接続すらできなくなってしまう。モバイル回線も今の4Gから5Gや6Gが主流になる頃には無線接続の技術も変わっていくのだろう。なんだか世の中から取り残されていくような嬉しいような困ったような複雑な気分になるのだ。

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