ボヘミアン・ラプソディ

数年前に巷で大流行した映画である。1970年代から80年代にかけて活躍したイギリスのロックバンド「Queen」を題材にした映画だ。当時はまだ中高生だったボクも耳にしたことがあるが特に熱狂的なファンというわけではなかった。それが2018年になって突然、伝記のように制作された映画が大ブレイクした。どういう経緯だったのか詳しいことは知らない。

それはかつて活躍していた当時からのファンだけではなく、まだ生まれていなかった若い世代にまで波及した。SNSなどのネット上には「(映画を)5回見た」などと豪語する人もいてちょっとした社会現象になった。最近で言えば「鬼滅」騒ぎのようなフィーバーぶりだった。

しかし、あの時に大騒ぎした人たちは今でもQueenが熱狂的に好きでいるのだろうか? いや別に責めているわけではない。人間は飽きる動物だ。ブームはいつか去っていく。熱狂的なブームは冷めるのも早い。数ヶ月も経つとマスコミはまったく報道しなくなり街からはQueenファンが消えた(ように見えた)。急激に熱くなって凍るように冷めていく。だからブームなのだ。

その前には「アナ雪」ブームが、いやもっともっとずっと前からあらゆるブームが燃え上がっては消えていった。しかしいつまでも燻っているものはあまりない。強いて言えばディズニーランドくらいだろうか。ディズニーランドはボクが高校を卒業した頃に開業した。いつかは飽きられてしまうだろうと思っていたが、あれから40年近くたった今でも集客力は衰えていない。

そこには単に”出しっぱなし”ではない影の工夫があったのだろう。「いつ行っても新しい」とは夢の国の魔法にかかった人たちが常にいうセリフだ。ボクのようにその新しさに気づかない人間には見えない魅力を作り出しているはずだ。

しかし新しいものを付け足すだけではダメなはずだ。多くの人にその魅力に気づいてもらうための工夫を行っているはずだ。初めてのデートで行った夢の国にはあれ以来行ったことがない(仕事の打ち合わせでは行ったけど)。そんなことだからボクは魅力を作り出すこともできないのだろうか? よし、久しぶりに行ってみるか! あっ、コロナか…。

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