ラーメン御三家

先日テレビのバラエティ番組(某秘密のケンミンショー)で神奈川の知られざるラーメン御三家というのを紹介していた。そもそもこの番組で神奈川県が取り上げられることはほとんどない。これといった名物も取り立てて珍しい風習もなく凡庸な土地だから話題になりにくいのだろう。

神奈川といえば横浜・吉村家発祥の”家系ラーメン”が有名だがここでは、
1 サンマーメン
2 平塚・老郷(ラオシャン)のタンメン
3 ニュータンタン麺本舗の坦々麺
が神奈川ラーメンの御三家ということだった。

これには異論も多いことと思うが特にボクは納得できない。ラオシャンのラーメンはハッキリ言ってボクの好みではない。酸っぱいラーメンなどただのゲテモノだ。こんなものを紹介するなら三浦海岸の城門(ジョーモン)ラーメンを入れるべきだと思った。

ジョーモンはボクが子供の頃から三浦半島の三浦海岸に店を出していたラーメン屋だ。味はとろみのついた情が風味の醤油味のスープで、ザーサイの細切れや溶き卵などが入っていて寒い冬にはとても温まる一品だ。横須賀から引っ越してからはほとんど行く機会もなかったが、昨年、たまたま前を通りかかったので30年振りくらいにお店に入ってみた。

相変わらず小汚いカントリーウエスタンをイメージしたような店だったが意外にも混み合っていたのには驚いた。しかも店長は高校時代の同級生だったので二度びっくりした。決して「すごく美味しい」という代物ではないが、寒い冬の夜に車を運転していると無性に食べたくなるのだ。

また神奈川ローカルのラーメンといえば最近ではサンマーメンが取り上げられることが多いが、ボクが子供の頃には横須賀市内の中華料理屋や食堂、さいか屋(神奈川ローカルのデパート)の食堂に至るまでどこにでもあったので、神奈川のラーメンだとは思わなかった。それを知ったのは10年ほど前のことである。

もっともサンマーメンは「おばさんの食べ物」というイメージが強かったので、学生時代も友達がサンマーメンなど注文しようものなら「そんなババアみてぇなモン食ってんじゃねぇよ」と嘲笑したものである。大学生になって石川県から来た友人に「サンマーメンって秋刀魚が乗ってんの?」と聞かれて「???」と思った経験もある。

兎にも角にも崎陽軒のシウマイと有明のハーバーくらいしか名物のない神奈川がテレビに取り上げられたのが嬉しくて勢いで書いてしまいました。悪しからず。

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