ショートカット

パソコンを使う人ならショートカットと言う言葉を聞いたことのある人も多いだろう。ところがパソコンを買って取扱説明書を見てもショートカットのことなどどこにも書いてない。「ショートカット=近道」である。マウスなどを使ってあちこちのボタンをクリックしなければならない作業をキーボードを使って一発で行えるまさに便利な”近道”だ。なのにどこにも書いてない。

どこにも書いてないけど使ってみるとめちゃくちゃ便利な機能だ。OSによって操作の仕方は違うが例えば、「Windows ショートカット コピー」などでググればすぐに出てくる。キーボードからテキスト文書を打っているときにキーボードから手を離してマウスを操作するのは面倒だし時間がかかる。そんな時にキーボード操作だけで色々なアクションができれば時間の短縮にもなるし気分的にも清々しい。マウスを微妙に動かすにはそれなりに神経も使うし何よりも肩が凝る。

ボクが最近覚えたのはMacOSの変換機能だ。今まで使ってきたWindowsなら、打ち込んだ文字列を半角カタカナにするなら”F8”(Function8)を押せばいいし全角カタカナにしたければ”F7”を押せばいい(最近触っていないので違ってるかも)。マウスを使って変更したファイルを上書き保存するなら[ファイル]メニューをクリックしてから[保存]を選ぶが、ショートカットを使えば[Ctrl+S](Ctrlキーと”S”キーを同時に押す)で一発だ(MacOSなら”Command”+”S”)。

特によく使うのがコピー&ペーストだろう。マウスなら文字列をドラッグして選択したあとその文字列にマウスオーバーしながら右クリックをして出てきたメニューから[コピー]を選び、貼り付けたい場所をクリックで指定してから右クリックで[貼り付け]を選ばなければならない。しかしショートカットを使えばSHIFTキーと矢印キーでコピーしたい文字列を選んだら[Ctrl+C]で一発でコピーができるしペースト(貼り付け)は[Ctrl+V]を使えば一瞬で完了する。一度使ったらやめられなくなる。

Macのパソコンに変えたあとも日本語変換などにはかなり違和感を感じたりしていたのだが数ヶ月も経つともうWindowsの変換の仕方がわからなくなってしまうほどMacの変換に順応した。順応したのだがMacに変換は妙に気の利いたところがあって、変換しなくてもいい文字列まで勝手に変な日本語に変換してしまったりする。無変換になるように変換候補の中から探すのだがこれがまたなかなか出てこない。”無変換”にあまりにもイライラするのでググってみたらやっぱり一発で検索にヒットした。

漢字変換しないでひらがなにするには[ctrl+j]、カタカナにするには[ctrl+k]。Japaneseの”j”とカタカナの”k”と覚えれば簡単だ。ついでに全角英数字にするには[ctrl+l](これはj、kときたからlなんだろうと思う)、半角英数字にするには[ctrl+;]である。最初はすぐに忘れてしまうので画面の片隅にメモを貼り付けていたが今ではそんなものを見なくても素早く使えるようになった。

でも普段使わない機能はなかなか覚えない。滅多に使わないのならショートカットを使って無理に素早くやる必要もないしどうでもいいことを覚えるのはそれこそ非効率的である。そうやって新しいことを覚えては忘れ、覚えては忘れを繰り返すうちに自分に必要なショートカットだけが記憶や指の動きに残るようになる。そうなって初めて自分の技になるのだろう。

全然関係ないが、昨今のコロナ騒ぎでは一度収束したかに見えた感染が再びぶり返すような傾向を見せている。この数ヶ月の経済活動(簡単に言えば”営業の自粛”)は日本中で限界に近くなっている。対策を厳しくすれば感染は押さえられるかもしれないが、収入がなくなってしまえば生きられない人も多くなる。今の社会が模索しているように、感染拡大・収束の様子を見ながら対策を押さえたり緩めたりして次第に感染の波を小さくしていくのが現実的な方法のような気がしている。パソコンのショートカットを覚えるように。

人間はいつまでも無期限に我慢していることはできない。少しでも息継ぎできる時間は必要だと思っている。その中で本当に効果のある方法を見極めていけばいいのではないかと思っている。特に欧米に比べて感染の規模が格段に小さかった東アジアでは有効なアプローチではないかと思うのである。

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