「マンガで読む〇〇」を読んだことがありますか?

一頃、「もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら」なんていうマンガが人気を集めて経営学者ピーター・ドラッカーの名前も一気に一般的になりました。これはドラッカーの著したマネジメント論をマンガでとっつきやすく解説した本で、TVアニメにもなったと思います。「マネジメント論」ピーター・ドラッカー著、なんて言われたら難しそうで「自分に理解できるかな?」と二の足を踏んでしまいそうですが、それでも職場の上司や先輩から「読んどけ!」と言われれば逃げようもありません。

なにか新しいことを学んで自分のものとして理解するのにまず大切なのは「その物事の概要を知る」ということだと思っています。何が何だかわからないことを丸暗記するだけなら、学生時代の試験勉強の要領で一字一句覚えればいいだけですが、その内容を応用して活用しようとすれば少しでも”本質”を理解しなければなりません。その時に重い最初の一歩を踏み出しやすくするのに「マンガ〇〇物語」は強い味方になってくれるのです。「経営学の勉強しようとしてるのにマンガかよ」とバカにする人もいますが「そもそもマネジメントってどういうこと?」を知ればその先の学びは圧倒的に楽に楽しくなるはずです。

僕が数年前に読んだこのテの本に「まんが パレスチナ問題」というのがありました。中東は僕が子供の頃からずっと紛争が絶えない地域で、はるか遠くの日本人から見れば「何でケンカしてるの?」というそもそも論が分からなかったわけです。この本でそれぞれの民族間の関係やユダヤ教、キリスト教、ユダヤ教の成り立ちをザックリと知り近代の西洋諸国の介入の歴史を知ると、まったく分からなかった民族紛争や宗教対立の本質がちょっと見えてきました。このように一見複雑すぎて理解出来なさそうなことでも、その要点をかいつまんでマンガでサクッと読むことで簡単な大枠を知ることができるのは素晴らしいことだと思っています。

このところアメリカのトランプさんが変な動きを見せていますが、これまでの多くの人々の平和への努力が水泡に帰すことの無いように祈るばかりです。