ウソは自分で自分を貶める

あなたは今までに嘘をついたことがあるかと訊かれて「一度もない」と言い切れる人は素晴らしい。多くの人は多かれ少なかれ大きかれ小さかれ嘘をついた覚えがあるのではないだろうか。「噓も方便」などといっていい嘘と悪い嘘などという言われ方もするが、あなたが嘘をついて騙したのは誰だろうか。

あなたが騙したのは相手ではなく自分自身だったのではないだろうか。仮にその時は騙された相手も一時的には嫌な思いをしてあなたに対して不信感を抱いたとしても、やがてそんなことは忘れて立ち直っていくだろう。しかし嘘をついて騙したあなたの行動はあなたの心の中にいつまでも記憶されて残るのだ。

つまり自分の心の中では「自分が本当はどんな人間なのか」ということを知っていることになるのだ。それは自分の不誠実な面を自分に向かってつまびらかにすることに他ならない。自分の卑怯な一面を自分に向かって見せつけることはとりもなおさず自分を貶めてしまうことではないだろうか。それでもやっぱり噓も方便なのだろうか。その答えはまだ出せないでいる。

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