人相

どうも最近、街ゆく人の人相が悪くなっている。なんというか常に機嫌が悪そうで苛立っているように見える。これも新型コロナ騒ぎの影響かもしれない。それは見えない脅威に対して誰に向かって怒りを向けたら良いのかわからないでいるのだろうか。苛立ちを向ける対象が見つからないせいかマスクをしていないだけで殴られた人までいるらしい。もはや狂気である。私たちの心はウイルスではなく狂い始めた人々の行動に蝕まれ始めた。

誰でもウイルスに感染したくないのは同じだろう。病気になって嬉しい人はいない。誰からも染されたくないし誰にも染したくないはずだ。と思っていたら「誰かに染してやろう」とわざと居酒屋に出かけたという人がいたというのだから今の日本にはモラルも何もあったものではない。

人を信じられなくなると表情がキツくなる。絶対に騙されまいと疑心暗鬼になる。周りの人間が全員悪者に見えたりバイ菌に見えたりする。しかしそう思っているのはあなただけではない。そう思っているあなたも他の人からはバイ菌だと思われているかも知れない。

自分だけは正しくて自分だけは汚染されていないと思っているかもしれないがそんなことはわからない。ウイルス検査を受けて陰性だと言われたからといって安心できるものではない。検査結果の精度はさておき検査の後すぐに感染していないとも限らない。他の人もあなたのことなど何も知らないのだから仕方がない。道徳的で非常識なことなどしないと自分では思っていても他人がそう見てくれるかどうかはわからない。いやそんな風に見てくれることなどこの状況下ではまずない。

パッと一目見ただけでその人の性格や考え方、普段の態度などわかるはずがない。じっくりと顔を合わせて話を聞いて少しずつわかってくるものだ。それには時間がかかる。普段から気心の知れた友人でもふとしたきっかけで意外な思ってもいなかった一面が垣間見えることがある。

今まであまり付き合いのなかったまたは初めてあった人と接するときにあなたも相手もお互いに相手のことはほとんど知らない。だから予断することなく相手に対して決めつけるような感情は持たない方がいい。予断は誤解をもたらしかねない。だから相手が自分に対してどこまで心を開いているのかを注意深く感じていなければいけない。少しずつお互いの心が近づいてくるまではセンシティブな話題には触れないでおくのが賢明だ。それまではあまり深入りしないで静かに観察しているのがいい。会った途端に相手を見ないで心を開くなどというのはあまりにも軽薄だと思う。

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