ヘルシーってなんだ?

昨今、ヘルシーだと謳えばなんでも売れる世の中である。テレビのコマーシャルでもネット広告でもスーパーのチラシでも健康番組やワイドショー、女性週刊誌でも「ヘルシー」という単語が出てくれば視聴率は上がり売上げが伸びて話題になる。日本人はもはやヘルシー教の原理主義者でありカルト集団だ。

でも正直なところ何がヘルシーで何がヘルシーでないのかはおぼろげなイメージしか持っていない。糖や塩分、油脂はなんとなくヘルシーではなさそうな気がする。最近ではお米やパンなどの炭水化物もヘルシーではないということになっている。油もオメガ3脂肪酸はいい油でオメガ6脂肪酸は悪い油だと言われる。

そう考えるとヘルシーなものは刺身や焼き魚、生野菜や海藻くらいしかない。一体どうなってしまうのか、ドレッシングも塩もマヨネーズもかけずに生野菜だけをボリボリと食べてあなたは嬉しいだろうか。一方でハンバーガーやホットドッグ、BBQ、ポテトチップ、ピザなどのアメリカからやってきた食べ物は一般にジャンクで健康に悪いことになっている。でも美味いんだな、これが。

和食や日本食はヘルシーだと欧米人が言うので今では日本人もそう思い込んでいる。確かに毎食ハンバーガーや生クリームのケーキを食べるよりはマシかもしれないが今の日本人の食事はほぼ欧米化している。ハンバーグを食べ、カレーを食べ、トンカツを食べ、ピザを食べ、ステーキを食べることが大好きだ。漬物ばかりを食べていた頃よりは塩分の摂取量は多少少なくなっているかもしれないが油は確実に増えている。もっとも毎食事に和食など食べていたらあっという間に家計は破綻してしまう。

我が家では最近冷凍食品を多用している。スーパーで売られている冷凍餃子やシューマイ、チャーハンなどの出来合いを買うことはあまりないが月に一度は「業務スーパー」というお店で冷凍シイタケや冷凍里芋、冷凍ブロッコリー、冷凍むきエビ、冷凍レンコン、冷凍ごぼうなどを買い込んでいる。我が家の冷凍庫は業務スーパーの出先機関のようだ。しかしこれが使い方によっては結構美味しく使えるし時短になるので重宝している。しかも生野菜を買うよりも安いし季節外れの野菜も手に入る。もちろん生鮮野菜には生でなければ味わえない美味しさはある。でも常に生の新鮮野菜である必要はないと思っている。枝豆などは夏場の旬の時期以外は冷凍頼みだ。

もっとも白菜やニンジンはスーパーや八百屋の安売りの時にまとめて買ってきて家で刻んでから保存袋に入れて冷凍庫に放り込んでいる。今や我が家は冷凍食品天国なのかもしれない。おかげで煮物や焼き魚が食卓に乗る頻度も増えてきた。これでオメガ3脂肪酸もたっぷりだ。

なんだかんだ言って我が家もだんだんとヘルシー教原理主義者になりつつあるのかもしれない。

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