絶対に押すなよ!

と熱湯風呂の上で言っているのはお笑いトリオ「ダチョウ倶楽部」の上島竜兵だ。昔から体当たり芸人だとかリアクション芸人と言われてきたがいまだに一つの芸をやり続けているのは大したものである。今ではその路線を出川哲朗に奪われてしまいそうだが、お互いに刺激しあって高め合って(?)行けるのならウィンウィンになれるのではないだろうか。関係ないがボクは出川哲朗と誕生日が10日ほどしか違わない。

人が何かをやろうと思って行くか戻るか迷っているときには意識の半分は前に進みたいと思っている。進まずに戻れば少なくとも失敗することはない。しかし何も始めなければ現状維持だ。何も変わらない。しかし変化を起こそうと思ったら必ず前に進まなければならない。失敗するかもしれないが少しでも成功の可能性を求めるなら前に進むしかない。
人は初めてのことにはいたって臆病な生き物だ。最初の一歩を踏み出す勇気を誰もが持っているわけではない。だからといってその結果の失敗を背中を押した誰かのせいにしたいとも思わない。誰かが背中を押してくれるなら失敗する可能性の方が多少高くても変化を求めて前に進みたい人はいる。

道路が車で渋滞している時にはよく知らない脇道に入って長い距離を走ることになったとしても黙って止まっているよりは走っていたいと思うものだ。景色が変化している分だけ満足度が高くなる。その結果、黙って渋滞にハマっているよりも時間がかかってしまったとしても、である。

まだ20代だった頃、友人とドライブに出かけた時に渋滞に遭遇したら前後して走っていた2台の車を渋滞にハマり続ける組と裏道を抜けていく組に分けて走るという実験をよくやった。結果的には裏道組は渋滞はなかったものの長い距離を走ったために渋滞をくぐり抜けてきた組とほぼ同じかやや遅いということが多かった。言ってみれば骨折り損のくたびれもうけである。それでもいいと思っていた。

しかし多少へこたれた今となっては、ミッチリと全く動かないような渋滞でなければ黙って渋滞の中で待つことにしている。結果はほぼわかっているのだし、わざわざ長い距離を走ってタイヤをすり減らすこともなかろう。我ながら丸くなったものである。

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