2020問題

2020年には東京オリンピックが開催。それに合わせてあちこちの観光地や施設では数年前から新規開業や修復が計画され実行されてきた。そして東京オリンピックで海外からやってくる外国人観光客を取り込もうと必死になっている。ところがそれに便乗しようとしているのかどうか知らないが全く関係なさそうな事まで2020年に間に合わせようとする傾向が見られるのだ。

例えば今話題になっている「大学共通テスト問題」がある。テストの英語科目の試験をTOIFLや英検などの民間の検定制度を使って実施しようとする動きがあった。つい最近になって文部科学大臣の失言もあって5年ほども延期になり世間を騒がせている。「英語教育はグローバル人材の育成に重要だ」というのはわかる。だからと言ってオリンピックに大学入試制度の変更を間に合わせる必然性は全くない。2020年に改革されたテストで大学に入った学生が大学教育を受けてグローバル人材として活躍できるのはずっと先の話だ。

昨今は大学院まで進む学生も多いから社会に出るのは30歳前後である。研究者になるつもりもないのに30歳まで社会に出られない人間というのもどうかと思うがその話は別の機会に譲ることにする。

オリンピックとは何の関係もないのになぜ無理をするのだろうか。それに合わせることで話題作りをして自分の実績をアッピールしたがるのはアメリカの大統領も日本の総理大臣も同じなのだなと思わざるを得ない。アメリカのトランプ大統領の次期選挙対策などは世界情勢はおろかアメリカ国内の問題すらまともに見ないで独断でやっているとしか思えない。もはやアメリカ・ファーストですらない。”自分ファースト”の極みである。

このような不合理なことばかり続けていると誰からもそっぽを向かれて最後は打ち捨てられるだけである。そこのところをよく考えてみるべきではないだろうか。

コメントを残す

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください