キャッシュレス

10/1から消費税が10%に増税された。過去30年にわたって景気が低迷している中(政府は認めようとしないが)、増税による消費の低迷を抑えようと必死だ。政府は増税に合わせてキャッシュレスの推進に動いている。キャッシュレス社会にすることで無駄遣いを増やして消費を刺激しようとしているという話も聞くが、現金を減らすことでそれらを作る経費を減らしたり、数える手間を省いて業務効率化を図ろうという言い訳も解らないではない。

巷でキャッシュレス化推進の旗振り役に大きく騒がれているのはポイント還元だ。ICカードやクレジットカード、スマホ決済を使うと場合によってはポイント還元が受けられ、実質的な割引になるという触れ込みである。キャッシュレスの支払いでポイント還元される中小の店舗には張り紙がされるということだったが残念ながらボクの住む平塚市ではまだ見かけたことがない。もっとも都内で出ればポツポツと見かけるので地方格差の問題なのだろう。

狙いはポイント還元で消費の落ち込みを少なくするためだと言っているが本当の狙いは不明だ。たかが1年足らずの期限付きでポイントを付けたところで効果はたかが知れているが、それに踊らされる消費者もいるのだろう。

ボクも今までJR東日本のsuica、Edy、各種クレジットカードなど色々なキャッシュレス方法を使ってきたが、今ではsuicaとクレジットカード(viewカード)でJALのマイルに集中させている。今までもポイントやマイルを貯めている人はご存知だろうが、半年やそこらで貯まるポイントなどたかが知れている。しかもほとんどのポイントには有効期限があって一定期間に一定数のポイントが貯まらないと流れてしまう。

ボクがポイントを集中させているのもそういうわけだ。いろいろなカードを使っていては貯まるポイントも分散してしまい、使えるようになる前に蒸発してしまう。ポイントを集中させることでボクは毎年1回は沖縄にタダで行っている。もっともそのためにはカードを使ってお金を支払っているわけだが、どうせ払わなければいけない家計費や光熱費は何で払おうが同じことだ。

それはさておき、ICカードやクレジットカードで支払うことに慣れてしまうと現金での支払いが煩わしくなる。スーパーでもコンビニでも駅でも、表示された金額分の現金を財布の中から数えて取り出して支払い、お釣りをもらって財布の中にしまう。それがキャッシュレスなら「ピッ!」っと一瞬で終了するのだ。時折りスーパーのレジでは前に並んだお年寄りが財布の中から紙幣や小銭を取り出すのに手間どって苦労している。目が悪く指先の感覚も鈍くなって財布から取り出すのも大変だし、それがいくらのお札や硬貨なのか分からないのだ。そういう人にこそキャッシュレス決済が便利なのではないかと思うのだが、そう人に限って「怖い」と言って現金主義である。

消費増税をきっかけにキャッシュレス化を進めようとする政府だが、その思惑は別にして生活の中での便利さを考えてキャッシュレス生活に切り替えてみるのもいいのではないかと思っている。もちろん災害時に停電したらどうするんだという声もあるが、多少の現金を財布の中に残しておけば何とかなるものである。ボクも都内に通勤していた時には家に帰るまで財布を忘れて出かけたことに気づかなかったりした。そもそも停電したときには店のレジから冷蔵庫、照明まで全部止まってしまうのだからどのみち買い物などできないのだ。

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