バイブル

ボクにとってのバイブルの一つに「CM天気図」という本がある。バイブルがいくつもあるのはキリスト教徒に言わせればケシカランことなのかもしれないが、ボクはどれも宗教というものをあまり信じていないのでご容赦いただきたい。

「CM天気図」はかつて朝日新聞に載っていた天野祐吉さんの同名のコラムをまとめた本である。1993年に初版の第1刷が出版されているからコラム自体は25年以上前に掲載されていたものだ。

ほんの短い文章なのにウィットが効いていて軽いオチもある。毎週の連載なのでハズレの週もあるがおしなべて面白い。「CM天気図」だからネタはテレビCMや新聞・雑誌の広告の中から拾ってくるわけだが、その視点は企業視点でも出演タレント視点でもなく、あくまで広告としての視点だ。だからツマラナイCMにはダメ出しをするし、良いと思った広告には「どうして良いと思ったのか」の意見を添えてその裏にある意図を探ってみたりする。

残念ながら数年前に亡くなられてしまったが、雑誌「広告批評」は高校時代からボクの愛読書だった。でも高かったのよ。

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