絵文字

絵文字というのを使い始めたのはいつ頃からだったろうか。少なくともパソコンを使ってインターネットを始めてからだ。いやあの頃はまだパソコン通信だった。写真や画像を送るなど考えられない時代で9600bit/s(9.6kb/s=0.0096Mb/s)という通信速度では送られてくるテキストメールさえダウンロードされるスピードで読めるほどだった。メールの署名もできるだけ短くしようとしたしダラダラと冗長な署名は悪とされた。だからその頃には今のスマホでいうような絵文字など考えられず半角の英数字や記号を使って顔文字にしていた。そう”絵文字”ではなく”顔文字”だ。今は昔である。

それも欧米と日本では顔文字は別に進化していたらしく”笑顔”を表す顔文字も欧米では「:)」だが日本では一般に「(^^)」を使っていた。欧米のそれはシンプルで横倒しになっている。最初は海外から送られてくるメールを見て「なんじゃこりゃ」と思ったものだが慣れてくればそんなものである。それに欧米のそれは2バイトで済むが日本版では4バイトを使ってしまう。

最近ではメール以外にもSNSなどで顔文字が多く使われているがそのほとんどはアイコン化された画像を使ったカラフルな絵文字だ。表情以外にも「ビールで乾杯」や「花火」「アイスクリーム」などバラエティも豊富に揃っている。使うときにはその中から適当なものを選んで使うわけだ。選ぶ?そう既製品の中から選んで使うことになっている。

しかし悲しいかな近頃では選ぼうにも絵文字が小さすぎて泣いているのか怒っているのか笑っているのかわからない。拡大して見られないものかといろいろやっているうちに間違って送信されてしまったりする。そうなればもう後の祭りである。だからボクは絵文字があまり好きではない。絵文字を見るために拡大鏡を取り出すのはいかにもバカっぽい。

自分で打つときは古くからの顔文字を使うことが多い。いつも使っていれば簡単に変換できるしよく見える。ビールで乾杯だって「 ( ^_^)/□☆□\(^_^ ) 」だ。もっとも使うことはほとんどないが…。

日本では誰かが考えた顔文字がたくさんあるし文字や記号の組み合わせなら誰でも作ることができる。既製品でないオリジナルの顔文字を作ることだって簡単だ。今ではアリモノを使うことがほとんどの世の中だが既成の物しか使えないのでは芸がないと思うのである。なんだかつまらない世の中になった。どーでもいいことだけど(^^;

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